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近年の看護師の労働条件について

近年の看護師の労働条件とは、どのような内容となっているのでしょうか。今回は、3つの特徴について取り上げながら、お話していくことにしましょう。

まず1つ目は、勤務時間の長さについてです。ニュースでも度々登場しますが、勤務先によっては毎日残業という医療機関が多いといえるでしょう。 それだけではなく、時間外労働が月に60時間を超えるということも、決して珍しい話ではないようです。そのためか、過労のため倒れてしまう看護師や、過労死してしまう看護師も存在するほどだといえます。

人で不足のために、労働時間が長くなってしまうということが一番の原因ですが、看護師の場合不規則なシフトがここに加わります。 昼夜逆転の生活は、体に悪いことは明らかですが、仕事のためですので文句はいえませんし、休みの日は体を休めることだけで精いっぱいになってしまいます。

次に2つ目についてですが、専門看護師の導入などで、より仕事が増えてしまったために、働く環境が悪化しているというものです。 専門看護師は、特定の専門性を高め、医療の質を底上げするという意味では、非常に魅力のある資格制度の1つだといえます。しかし、メリットばかりではないのです。

それじゃなくても、看護師は人手が足りないわけですから、専門看護師のように、自主的に医療に携わることを許されてしまうとなると、雑用以外の仕事も増えることになり、体がいくつあっても足りなくなってしまいます。

このようにみていくと、とても大げさに見えてしまうかもしれませんが、これは人ごとではありません。身近で起きていることなのです。 その証拠に、些細な医療ミスで問題が起こったというニュースを、よく見掛けることはないでしょうか。これは、過酷な労働環境の中で働き続けた結果、注意力が散漫になったことが深く関係しているのです。

専門技術を身に付け、経験も積んできたベテラン看護師であろうと、いつもであればしない、簡単なミスを起こしてしまうことがあるとなれば、この過酷な環境をなんとか変えなければなりません。 海外の最先端な医療環境と比較しつつ、人ごとにしないで予防策を講じていきたいものです。

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